読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

何歳まで生きるつもりで生きているのか

「大腸癌になった」と父からメールがあった。

父からメールなんて何かあった時にしか来ないから悪い予感がしたのだけれど、案の定。でも、まさか癌になるなんて、と思った。

現在は転移していないかの検査結果待ちで、来月1日に結果が出るとのこと。

 

父からの連絡を受けて、久しぶりにタイトルのようなことを考えた。

 

何歳まで生きるつもりで生きているのか

人はだれでも死ぬ。それはわかりきっている。

もちろん年を取れば取るほどそのリスクは高くなる。でも、若い人だって死ぬときは死ぬ。

でも、普段はそんなこと考えもしない。

病気になって初めてそのことに気づく。

 

今回の出来事で、僕は自身の病気ではないけれど、親の病気ということで、かなり身近に死を感じた。もちろん、まさかまだ父がすぐに死ぬとかそういうことにはならないだろうとは思っているけれど、転移があるとして進行具合も進んでいたとしたらその可能性もある。要するに不確かなのだ、人間の命というのは。

だからこそ、自分が何歳まで生きるつもりなのかを常に意識していた方がいい。もちろん、明日、死んでしまう可能性だってある。だから、そんなことを考えても意味は無い、と言う人もいるだろう。

僕が言いたいのは、明確に何歳まで生きるかを考えてみろ、ということではない。命には限りがあって、終りがあるんだということを意識してみる、ということを言いたい。

 

死を意識しなければ、本当の意味で、今を生きることはできない。

終わりが無いと思っている(勘違いなのだけど)から、やるべきことをやらないでただ無為に休日を過ごしてしまったりする。いつかやればいい、と思っていても、その「いつか」は、なかなかやってこない。もしかしたら一生やってこないかもしれない。だとしたら、やりたいことをやらないで一生を終えることになる。

自分がやりたいと思っていることを、1つずつやっていこうと思う。怠けそうになったら、タイトルの言葉を考えて、終わりを意識していこうと思う。

 

実はこの内容、これまでにも何度か考えたことがあって、一番最初に考えたのは、テレビドラマ「僕の生きる道」を見た時だった。たしか、高校か大学生の頃だったと思う。このドラマ、余命半年と医師に宣告されてしまう主人公が出てくるが、とても良く出来ているので、「生きている意味がわからない」なんて思う人は是非見てほしい。

 

僕の生きる道 DVD-BOX (デジパック仕様セット)

僕の生きる道 DVD-BOX (デジパック仕様セット)

 

 

 

僕はこのドラマを見て、それからことあるごとに終わりを意識して、やりたいことに進もうと会社を辞めたり、夢を追いかけたりしてきた。でも、最近、その気持ちを忘れかけていた。自分は本当に忘れっぽいし、意志が弱い。備忘録的な意味で、ここに書いて残すことにする。