読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

いじめられているあなたへ

僕も、昔いじめられていた。

それが、今のあなたのものよりも軽いものか、それとも重いものかは分からない。けれど、一人ぼっちでいることの怖さ、誰からも相手にされない悲しさ、理不尽に傷つけられることの恐ろしさ・・・・・・そういった気持ちはよく分かる。これらの状態が続くと、やがて、そういったことに対して抵抗するとかそういう気持ちも衰えていってしまう。何をしたって無駄なんだ、という絶望感が支配する。


その時、ふと「死んでしまえば楽になれる」と思う。僕も、何度も考えた。僕の場合はね、誰にも相談しなかった。誰かに話して、僕自身がいじめられているという状態を誰かに知られるのがたまらなく怖かったんだ。もしかしたら、あなたも同じ気持ちかもしれない。だったら、やっぱり辛いよね。本当は誰かに話したいんだよね。でも話せない。

 

そんなあなたは、本当はとっても強いと僕は思う。誰かに話すのではなく、自分の中で葛藤しつつも頑張って生きている。それって本当にすごいことだよ。誰にでも出来ることじゃない。もしそのまま耐えていけるのなら、それはそれで良いんじゃないかな。その経験は、これから生きていく上で必ずあなたの大きな力になるんだから。


でも、今すぐに死にたいと思っている人もいる。こんな希望も何も無い世界で、どうやって生きていけば良いんだって言う人も。だから、毎年3万人近い人たちが自殺をしている。

 

僕は死んでしまった人に対して、それが例え自殺でも責めることは出来ないと思っている。

僕自身も何度もそれを考えたことがあるし、本当に追い詰められた時、人間はとっさに自分から死を選んでしまうこともあるのだから。でも、これを読んでいるあなたは、今、生きている。心臓が休み無く働いて全身に血液を送り、呼吸をして酸素を取り入れて身体を動かしている。だから、伝えたいことがあるんだ。

 

人はいつか、死んでしまうということ。

どんなに死にたくなくてもいつかは死ぬ。それは誰も免れることが出来ない。辛い時は何故生きていかなくてはいけないのか?と思うけれど、死んでしまったらそこで終わりだ。だから、ビルやマンションの屋上から飛び降りる前に、薬を大量摂取する前に、リストカットをしてその腕を水に浸ける前に、どうか考えてほしい。自分の人生を終わらせる前に、まだ別の方法が無いかってことを。何かやり残したことはないかってことを。それはなんだっていいと思うんだ。ただ、その場所に属している自分だけが、本当の自分ではないということを忘れないでほしい。たまたま、その場所で、ちょっとうまくいかなかっただけで、世の中にはたくさんの世界があって、あなたにとって居心地のいい場所が、きっとあるはずだから。
 
僕はいじめられた時、本当に辛かったけれど、いつかはこの状況は終わるんだと思って生きてきた。そこには何の根拠も無かった。でも自分が死んでしまうことで、解決する(自分が救われる)とも思えなかった。結局、中学、高校と友人は一人もいなかった。けれど、大学に入って、かけがえのない友人が出来た。

 

生きていると、いじめられていた当時には考えられなかったような幸福を感じられる時がある。

僕なんかがそんな幸福を受け取って良いんだろうか?って思ってしまうくらいに素敵なことが時々、起こる。僕は、思う。あの時、死ななくて良かったって。死ぬことはいつでも出来るよなって。


どうせなら、少しくらい死ぬことを先延ばしにしてみても良いんじゃないかな。何度も言うけれど、死ぬことはいつでも出来るのだから。

 

もう無理だと思ったら、その場所から抜け出そう。

大丈夫。

どこにでも、空はあるから。

 

完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ

完全版 いじめられている君へ いじめている君へ いじめを見ている君へ