フルグラの甘さが気になるって人は、ミューズリーに変えるといいかも。
これを読んでいる人の中で、フルグラを朝食に食べている人というのはどれくらいいるのだろうか。
かくいう自分も、つい半年前まではフルグラを食べていた。
たとえばこんなのである。
しばらく、なんの疑問も持たずにフルグラを食べ続けていたが、
ある朝ふと思った。
「これ、甘いわ」
当時、いわゆるアラサーと呼ばれる世代の仲間入りをちょうどしていた時期だったので、お腹の脂肪が気になり始めていた。
「砂糖とか入ってるな、これは」と思い、パッケージの原材料を見てみるとやっぱり砂糖が入っていた。
原材料の記載順は、量が多い順番で記載されているとどこかで聞いたことがある。
ちなみに、僕がそれまで食べていたフルグラでは、一番目が「オーツ麦」、二番目が「ライ麦」、そして、三番目が「砂糖」と記載されていた。
つまり、これは原材料の中で砂糖の量が三番目に多いという事実を僕に示していた。
「どうりで甘いわけだ」と、僕は一人、うむうむと、スーパーのフルグラコーナーで頷いた。
その日から、僕はフルグラを食べるのをやめた。
甘くないフルグラ探しの旅
まず近所のスーパーに行ってフルグラのラインナップを見てみた。
いくつかのメーカーからフルグラは販売されていたが、そのほぼ9割以上の商品に「砂糖」が記載されていた。
これが今の日本の現状なのだ、そう思い、僕はしばらくその場に立ち尽くした。
甘いものは、正義。たしかにそうだ。
僕は決して甘いものが嫌いなわけではない。
でも、毎朝、フルグラで砂糖を一緒に摂取させられるのがなんだか気に食わない。
「砂糖が入っていないフルグラ!」
僕は気がつけば、毎朝、この言葉を三唱していた(誇張)。
でも、市販のスーパーでは見当たらず、僕はネットの世界に足を踏み入れた。
そして、ついに探し当てた。
それが以下である。
ミューズリーとは?
純粋にはフルグラとは違う?
Wikipediaで調べてみた。
ものすごく簡単に言ってしまうと、
- グラノーラ:蜂蜜、植物油などでオーツ麦、ドライフルーツなどを混ぜたものをオーブンで焼いたもの。
- ミューズリー:オーツ麦、ドライフルーツなどを混ぜたもの。
というわけで、ミューズリーは、糖分なし、油分なし、焼かない、素材のまま、という感じ。
最初は正直、砂糖の甘さがない分、物足りなく感じた。でも、慣れてしまった今は、素材の味が美味しく感じる。
砂糖が入っていない分、ドライフルーツのレーズンなどの甘みが感じられるのが良い。
僕は、このミューズリーに牛乳をかけて食べている。ただ、冬場は寒い。埼玉の朝は、寒い。
というわけで、今の時期は、ミューズリーに牛乳をかけて電子レンジで温めている。
あと、ミューズリーだけでは物足りないのでバナナを1本入れる。
これが僕の朝食である。
僕がフルグラからミューズリーに切り替えて、すでに半年が経とうとしている。
だが、フルグラに戻る気にはならない。これは、「砂糖が入っていない」という理由からだけではない。単純に「素材の味が美味しい」と感じられるからだ。
これからも、僕の朝食は、ミューズリー+牛乳+バナナでいこうと思う。
これを読んだ人が一人でも「明日からミューズリーにしてみよう!」と思っていただけたら幸いです。
あ、まとめて買うと安いですよ。僕はまとめて買ってます。