元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

もし君がいじめられていて、死を選んでしまったとしたら、こんな手紙を書いて届けたい

君が生まれてから死ぬまでの間に、

心の底から幸せだと思った日が一日でもあればいいな。

 

大変だったよね。 

君は悪くないよ。 

見てなくてもわかるんだ。 

君は悪くない。

 

でも、ちょっと生き急ぎすぎちゃったかもね。

死んでしまう前に、その環境から逃げて良かったんだよ。

親や兄弟や親戚や友達とか全部振り切って全然構わなかったんだ。

君が死んでしまうくらいなら……君を愛する誰もがそう思っているだろう。

 

僕はさっき、逃げろって簡単に言ってしまったけれど、

学校にいると、難しかったかな。

難しいよね。

僕も、学校は嫌だった。 

君とは比べ物にならないけれど、 

小さないじめも受けた。

集団でいるとわからなくなるんだよね。 

その環境に染まっている時は僕もわからなかった。 

この道しか無いんだって思い込んじゃったんだよね。 

しょうがないよね。

 

おつかれさま。

 

今、君の目の前にある景色が 

幸せにあふれるものでありますように。

目に見えないけれど大切なもの あなたの心に安らぎと強さを (PHP文庫)

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いじめを考える100冊の本

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