元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

たりない

たりないものをさがしてる 

いつもなにかをさがしてる 

なにかがなにかはわかってる 

それでもきづかないふりしてる 

すでにあるのにさがしてる 

このてにあるのにさがしてる 

 


さがしてるうちはわからない 

たりないものがわからない 

たりているのにたりていない 

もっているのにもっていない 

 

 

うまれたときからもっている 

たりないなにかをもっている 

だれでもきっともっている 

 

誰かが足りない (双葉文庫)

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