GWでも空いている穴場スポット、うらわ美術館は都内からちょっと出掛けるのにオススメ。
今週のお題「ゴールデンウィーク2017」
ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしだろうか。
「どこか行きたいなぁ。でもGW中はどこ行っても混んでるしなぁ」という人にオススメスポットをご紹介。
それはずばり、うらわ美術館である。
では、オススメポイントを以下に列挙していこう。
都心から電車で30分程度でアクセスできる
上野駅から20分、新宿駅から25分。近すぎず遠すぎず丁度よい距離感。もちろん車でも行くことはできる。とは言え、特筆すべきは最寄り駅のJR浦和駅西口から徒歩7分という立地だ。ともすれば、最寄り駅からバスやタクシーに乗らなければならない美術館も多い中で徒歩7分は素晴らしい。実際に僕は電車で行ったが、浦和の街並みを眺めながら歩いていたらあっという間に到着した。
圧倒的に空いている
僕は美術館に行くのが好きなので、上野の美術館にもよく行く。上野には世界中から名作が集まるから、沢山の魅力的な企画展が各美術館で頻繁に開かれている。でも、いつ行っても混んでいるのだ。平日だろうが休日だろうが、人が沢山いる。
では、うらわ美術館はどうだろうか。空いているのだ。
僕が行ったのは、4月の最終土曜日。今年はうまく休みを取れればGWが9連休となる人もいると思うが、その9連休の初日である。うらわ美術館は、「浦和ロイヤルパインズホテル」というホテルと同じ建物(浦和センチュリーシティビル)の3階にあるのでエレベーターを使って行ったが、扉が開いた瞬間の静寂性は素晴らしかった。人はまばらで、受付の人もささやくような声で話す。美術館とはこうあるべきだ。
実際に中に入っても人が少なく、じっくりアートと向き合うことができた。
企画展が良い
2017年5月2日現在やっている企画展が、とにかく良かった。
「サカツ・コレクション 日本のポスター芸術:明治・大正・昭和の彩り」※6月18日(日曜日)まで
「え?興味ないよ、ちょっと昔のポスターでしょ?」とか思ったそこの人!それは数日前の僕と全く同じ感想である(笑)。がしかし、僕は美術館を出て、この考えを大いに改めることになった。この企画展が期待を裏切る素晴らしさだったからだ。
何が素晴らしいかを語ってしまうとこれから行く人の楽しみを奪ってしまうことになるので詳しくは書かないけれど、個人的には明治期のポスターの素晴らしさにため息が出た。「単なるポスターでしょ?」とか「私、洋画しか興味ないし」と思った人にこそ行ってほしい。良い意味でガンガン期待を裏切ってくれるから。ちなみにビールやワイン好きの人にもオススメ(飲料系の広告が多いため)。
ちなみにこの日のツィッターは以下。
浦和美術館で、サカツ・コレクション 日本のポスター芸術:明治・大正・昭和の彩り を見てきた。昔の人は本当に良い仕事してる。いろんなコストが違いすぎて今とは比較できないから、今と比べるわけじゃないけれど。
— motoishi (@motoishirei) 2017年4月29日
浦和駅周辺はショップが充実
美術館を出て駅まで戻る途中、駅周辺を通ることになるのだけど、その雰囲気がとても良かった。チェーンのお店も多いけれど、昔ながらの洋品店や自転車屋さん、赤ちょうちん系の居酒屋も見つけた。他にも伊勢丹などのデパートや庶民の味方イトーヨーカドーなどもあるので、駅周辺で一通り全て揃ってしまう。住みたくなる街だ。
ちなみに僕は、おしゃれなカレー専門店「天馬」に入った。とても美味しかった&雰囲気が抜群にオシャレなので、うらわ美術館へ行った際は是非寄ってみてほしい。ちなみに、テイクアウトでカレーパンも買える(こちらは未食)。
まとめ
いかがだっただろうか。今やっている企画展は、普段、美術館に行かない人でも楽しめる内容なので、自信を持ってオススメする。ちなみに平日は午後5時閉館だが、土日のみ午後8時(入場は閉館30分前)まで開館しているので、夕方くらいから出かけても十分間に合うのも嬉しいポイント。