元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

今日の空と生きること(死ぬこと)

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somewhere in Tokyo

今日は2ヶ月ぶりに近所の川沿いを走った。

雲の多い一日だった。

遠くにスカイツリーが見えた。

夕焼けが雲に隠れていた。

 

日々、悩むことが多くてうんざりするけれど、走っているとそれを少し忘れていられる。やっぱり定期的に走ることは大切だ。

 

僕はこれまでに、もう幾度か「ああ、もうこの瞬間で死んでもいいな」という時があった。 自分の容姿に酷いコンプレックスを持っていて、10代の中頃から人生に期待なんて一切してこなかった。ずっと1人でいいと思っていた(というか、人はいつだって1人だ。だれといても何をしていても基本は1人だ。それを忘れてはいけない。そうしたら途端に我儘になる)。

 

歳を重ねて、僕は随分と自己中心的な性格になった。優しさの裏側にある自分の欲望に気づいて自己嫌悪が止まらない。いつから、どこからこんな人生になった?そんなの生まれた時からだろうってわかっているのに、今更何を醜態晒して生きてんだろう、と昨夜、ある出来事から思った。

 

とはいえ、自ら死ぬこともない、いやらしく生き続ける将来が見える。その先に待つ安寧がいつ訪れるのか、今はまだ知らなくていいし知りたくもない。

今日の空

今日の空