【旅行記(前編)】日本から一番近い楽園はハワイでもグアムでもない。サイパンだ。
2018年1月31日から2月3日まで三泊四日でサイパンに行ってきた。昨年末まで毎月80時間程度の残業をしてきて、心身ともに疲弊し切っていたので、とにかくのんびりしたかった。
巷では空前のハワイブームが訪れているようだが、ちょっと待ってくれ。ハワイまで片道何時間掛かる?直行便で約6時間半から7時間強くらいだろう。サイパンなら直行便で3時間半だ。しかし、2018年5月からデルタ航空の成田発サイパン便が無くなってしまった。現状、チャーター便を除いて直行便が無い。でも安心してほしい。スカイマークが2019年の6月には定期運行便を開始する予定とのこと。
ハワイ、グアム、サイパンの中で地理的に一番近いのはサイパン。え?まだ行ったことないの?早く行かなきゃ。だって 3時間半で楽園にたどり着けるんだから。
最近ではサイパンとは言わずに、マリアナと呼ばれることも多い。旅行前によく参考にしていたサイトのリンクを貼っておく。このサイト、見てるだけでも癒やされるのでおすすめ。
前置きが長くなったけれども、早速、サイパン旅行記を書いていこうと思う。これを読めばあなたもきっとサイパンに行きたくなる。
2017年1月時点で、日本からサイパンへ行くためにの直行便は、デルタ航空のみ。さらに日本からサイパンに行く飛行機は1日1便。しかも日本からは成田発だけ。グアムやハワイに人気を取られていつしか寂れた街として有名になってしまったサイパン。
実際に行ってみての感想を書いていきたい。
成田からサイパンまでは3時間10分ほど。サイパン空港に着いた。驚くほどこじんまりとした空港だった。日本の地方空港のイメージか。ホテルと航空チケットがついたフリーツアーを予約していた。空港からは混載バスに揺られて各ホテルへ移動する。最初に驚いたのは空港から市街地へ向かうバスの道について。両脇に5メートルはあろうかという巨大な草が生い茂る道。バスは時折その両脇にある雑草にガンガンと音を立てて当たりながら、市街地に向けて走った。
今回泊まったホテルは、カノアリゾートサイパン。※下の写真は別の日の夜に撮影
元は日系のホテルだったが、現在は韓国資本のホテルとなっている。客のほとんどは韓国人だ。次に多いのは中国人。日本人はほとんど見かけなかった。
余談だが、サイパンのホテル決めの際、サイパンは古いホテルばかりと言う口コミが多く、どのホテルにするか決めるまでかなり時間かかった。このホテルも創業は古そうだが、室内はきれいにリノベーションされていたので満足。
驚いたのはカノアリゾートサイパンで混載バスから降りたのは日本人の中で自分たちだけだったこと。
その理由としては、サイパンの唯一の繁華街ガラパンがサイパン島の中心にあるのだが、そこから少し離れている場所にあるからだと思う。しかしながら、歩いて行ける距離にジョーテンショッピングセンターという日本のイオンのようなスーパーがあり、そこに行けば何でも買うことができるので不自由はしなかった。
ホテルの前の道を歩く。サイパンを縦に貫くメインロードのため、交通量が激しく横断歩道のない場所で横断するのはかなり危険だ。
ジョーテンショッピングセンターにて、買い出しをする。ビールや明日の朝食のパンなどを買った。
ホテルに帰ると夕陽が部屋のベランダから見えた。カノアリゾートサイパンは本館と別館があり自分が泊まった部屋は本館の最上階の5階だった。
夕飯はカノアリゾートサイパンのビーチバーで。
ここで見た夕日がとてもきれいだった。サイパンには三日間しかいなかったけれどこの初日に見た夕焼けが1番きれいだった。本当に楽園だと思った。
しばらくしたら目の前でダンスショーが勝手に始まった。
ポリネシアンダンス。なぜかニュージーランドの伝統的な踊りであるハカも見れた。
タコスって頼んだら山盛りのチップスにサワークリームとチーズがこれでもかとかかったものが出てきてびっくりした。これタコス?
ビールは泡が無くなってまずそうに見えるがおいしかった。
さらに何をトチ狂ったのかハンバーガーを頼んだ。これはとてもうまかったので最終日の昼間にも食べた。
日が暮れたので海岸沿いを少し散歩した。オンザビーチのホテルなのはやっぱり最高。波の音だけが聞こえてとても静かだ。
【旅行記(後編)】に続く。