元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

【旅行記(後編)】日本から一番近い楽園はハワイでもグアムでもない。サイパンだ。

前編の内容は以下。 

motoishirei.hatenablog.com

 

2日目。マニャガハ島へ向かう。マニャガハ島とは、サイパンの港からクルーズ船やスピードボートで約10分で行ける小さな離島。

f:id:motoishirei:20180616232442j:plain

カジュアルなクルーズ船に乗って向かう。

f:id:motoishirei:20180616232432j:plain

海が綺麗過ぎる。

f:id:motoishirei:20180616232500j:plain

マニャガハ島に着いた。

まずは腹ごしらえ。僕はカレーを食べた。日本の昔ながらのカレーっといった感じで意外とおいしかった。

f:id:motoishirei:20180616232521j:plain

 

その後、ボートで沖に出てシュノーケリングするアクティビティに参加。海の中にはたくさんの魚がたくさんいてとても透明度も高く満足した。

 

その後はしばらくビーチでのんびり。

f:id:motoishirei:20180616232324j:plain

 

浜辺で寝転がりながら、カクテルを飲み、松浦弥太郎のエッセイを読む。最高。

f:id:motoishirei:20180616232331j:plain

日本から持参したブルーシートが役立った。

f:id:motoishirei:20180616232317j:plain

ライフセーバーが監視しているので安心

ここで絶対にやりたかったことが1つあった。それは、パラセーリングだ。パラセーリングを初めてやったのは、ニュージーランドに留学していた頃だからもう10年程前だ。当時、空の上での圧倒的なサイレンス=静けさを体験して、本当に世界が違って見えるような気がした。

ジェットボートに乗り込んで少し沖に出てから、ロープでつながったパラシュートを身体につけて徐々に上昇していく。眼下に広がる透明な水色の海。青い空。頬を撫でる風。サイレンス。最高だった。※写真はないけれど、自分の心の中に焼き付けた。

 

f:id:motoishirei:20180616232257j:plain

 

 

その後、シュノーケリングツアーにも参加した。こちらもジェットボートで沖に出てドボン。水深3メートル程の足がつかない場所だったのでちょっとビビったが、ライフジャケットをしっかり着ていたので安心。小魚が多かったが、カラフルな魚が見られてこちらも大満足した。

f:id:motoishirei:20180616232218j:plain


 

マニャガハ島は16時で島全体がクローズしてしまう。16時発の最終の船で帰った。

f:id:motoishirei:20180616232222j:plain

 

ホテルに戻ってきた。

f:id:motoishirei:20180616232240j:plain

 

しばし休憩した後、ホテルの前の海岸に行って夕日を見た。

f:id:motoishirei:20180616232035j:plain

 

サイパン島の現地の親子が遊んでいた。子どもは2人。5歳に満たない感じ。海に入ろうとしたら、「Hello!」と可愛く挨拶してくれたので「Hello!」と返した。ピースフル。

 

夕飯はカノアリゾートサイパンの中にあるクラブCというカジノ内にあるバーにて。ステーキセットを食べた。そしてこのステーキがとてもハズレだった。固かったし、脂身が多すぎた。安かったんだけど、The cheap American steak! 笑。

f:id:motoishirei:20180616231534j:plain


 

ちなみにサイパン限定のサイパン醸造のビールも飲んだ。パッケージがマニャガハ島だった。正直に言ってデザインがダサい笑。味は美味しかった。

f:id:motoishirei:20180616231754j:plain

 

 

翌朝。バナナケーキとオレンジジュース。バナナケーキはとても甘かった。多分砂糖がメガ盛り入ってたんだと思う笑。

 

この日はサイパンの戦跡ツアーに参加した。最初に行ったのはバンザイクリフ。サイパンは昔日本の領土だったため、たくさんの日本の民間人が巻き込まれた。彼らは情報が少ない中、最終的には「天皇万歳」と言ってこの崖から飛び降りたのだ。この付近には沢山の慰霊碑が立っている。日本人はこの歴史を絶対に忘れたらいけないと思うし、これからもこの歴史を伝えていく義務があると思う。

f:id:motoishirei:20180901182926j:plain

f:id:motoishirei:20180901182924j:plain

f:id:motoishirei:20180901182929j:plain

f:id:motoishirei:20180901182932j:plain

 

その当時の人々に思いを馳せながら次の場所へ向かう。

 

こちらはラストコマンドポスト。ここにある大砲等は実際にここにあったものではなく違う場所から移動してきたとのこと。

f:id:motoishirei:20180901182936j:plain

 

さらに防空壕のようなところに行く。壁には無数の銃弾の穴があった。

f:id:motoishirei:20180901182904j:plain

 

f:id:motoishirei:20180901182906j:plain

 

次にシュガーキングパークへ。当時さとうきび畑で財を成した日本人がいたとのことでその人の記念公園的な場所。ここで興味深い地図を見かけた。それは戦争当時のサイパンの町を表した地図。

f:id:motoishirei:20180901182911j:plain

 

よく見ると学校以外にも郵便局、床屋などたくさんの商店があったことがわかる。さらには住んでいた方々の名前などが書かれており、日本人が多数この地に住んでいたことも。※調べたところ、1944年時点で民間の日本人は2万人程いたらしい。しかし、そのうちの半分、およそ1万人が戦争に巻き込まれて命を落としている(自決含む)。

f:id:motoishirei:20180901182914j:plain

 

当時の人々の気持ちを思い、やりきれなさを感じた。

戦争は絶対にしてはいけない。そう強く思った。

 

昼食は、ポキ丼という鮪の漬け丼を食べた。

f:id:motoishirei:20180901182847j:plain

f:id:motoishirei:20180901182850j:plain

美味しかった。なぜサイパンまで来て日本料理レストラン?それは、先程参加した戦跡ツアーで、割引クーポンをゲットしたからというただそれだけの理由。

 

昼過ぎ。日差しが強いサイパンのメインストリートを歩く。人がほとんど歩いていない。暑いのもあるとは思うけれど、閑散としてしまっている感じがちょっと寂しい。でも、人混みが嫌いなので、こっちの方が良い笑。

f:id:motoishirei:20180901182852j:plain

f:id:motoishirei:20180901182854j:plain

 

ホテルに戻り、プールで泳ぐ。

f:id:motoishirei:20180616231356j:plain

 

こじんまりとしているがベンチなどもたくさんあり、優雅なバカンス気分を満喫できた。風にそよぐヤシの木。プール。ビーチ。青空。白い雲。最高すぎる。

 

f:id:motoishirei:20180616231342j:plain

ウォータースライダーも楽しかった笑。

 

ホテルの前のビーチでも、たくさんの子魚が泳いでいるのを見ることができた。サイパンの海は波がとても穏やかだ。ひたひたと穏やかに行ったり来たりを繰り返している。プールで泳いでいるのとあまり変わりが無い。そして、とにかく海の綺麗さがすごい。日本から一番近い楽園はサイパン。と自分の心の中で確定させた。

f:id:motoishirei:20180616231243j:plain

ホテル前のビーチ

 

以上。沖縄行くのと変わらないどころか、沖縄より安く行けるサイパン。無条件でおすすめ。ハワイよりもグアムよりも近い。日本から一番近い楽園。

33 地球の歩き方 aruco サイパン テニアン ロタ 2018?2019 (地球の歩き方aruco)

33 地球の歩き方 aruco サイパン テニアン ロタ 2018?2019 (地球の歩き方aruco)

  • 作者: 地球の歩き方編集室
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
  • 発売日: 2018/02/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る