元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

仕事で残業が多すぎて死にたくなった時のストレス解消法5選

例年のごとく7月から仕事の繁忙期に入った。毎月の残業時間は80時間までと決められているのでそれ以上働かされることはない(ちなみに2年前まではこの上限が無かったため、エンドレスに残業ができた笑)。

 

毎日日付が変わる頃に自宅に戻り、朝は7時前に起きる。日曜も出勤する。

 

世の中には、自分よりももっと残業している人がいるだろう。仕事が楽しい!という人ならそれでも良いかもしれない。そんな人はこんな記事など読まずにヒャッホー!と人生を楽しんでほしい。

でも、例えば以下のように思っている人はいないだろうか。

  • 仕事の残業時間が長い
  • 仕事でストレスが溜まりまくっている
  • 仕事の愚痴を言える人がいない
  • 正直、仕事自体が辛すぎて毎週会社に行きたくない
  • 仕事が嫌すぎて死んでしまおうかと思ったことがある

一つでも当てはまる人は以下を読んでみてほしい。すべて僕が実際に実践しているストレス解消方法である。

 

頭の中で音楽を流す

これは仕事中の話。僕の会社ではBGMなんておしゃれなものは流れていない。一部の会社ではおしゃれなBGMが流れているのだろうが、そんな会社は今でも少数ではないだろうか。そこで、頭の中に好きな音楽を流すことにしている。「頭の中って何言っちゃってるの?」と思う人もいるかも知れない。けれども、僕にはこれが実にハマった。自分の好きな音楽を聴いてるときというのは、テンションが上ったり落ち着いたりするのではないだろうか。それは何もスピーカーがなくたって良いのだ。我々は頭の中で想像することができるんだから、脳内で再生すれば良い。「そんなん無理や」という人は、とても小さな声で鼻歌を歌うと良い(ハミング可)。ここで重要なのは「声はとても小さく、他の人には聞き取れないレベルで」ということだ。「会社で鼻歌を歌っている人」と認定されてしまうのは避けたい。

僕の場合、会議で発表する前は、アップテンポの曲を脳内再生してテンションを上げる。これは午後一で眠いときにも有効。あとは、集中したいときはピアノメインの曲を再生したりする。各自、自分のお気に入りの曲を脳内再生させてほしい。

 

ゲームだと思うようにする

以前に似たような記事を書いたことがある。

motoishirei.hatenablog.com

 

この考え方はとても有効だ。仕事=仕事だと思うから辛くなるのではないか。仕事=ゲームと思えば、困難な状況でもどうすればこの状況をクリアできるかという風に考えるようになる。理不尽なことが起こってもこれはゲームなんだから仕方ないよと楽観的に捉えることができる。

突然だが僕は人前に立つのがとても苦手だ。今の職場は転職してからすでに8年ほどが経過していて、同僚にもとても良くしてもらっているのだが、未だに会議で発表するときは緊張する。そんな時は自分にこう言い聞かす。「いやいや緊張する必要なんてないよ。これはゲーム。失敗してもやり直せるから」と。

ちなみにこのゲームは超イージーモードのため、ゲームオーバーはない笑。

 

声に出す(カラオケに行く)

声に出すことはとても大切だ。愚痴を誰かに言える人は大いに愚痴った方が良い。ただし、僕みたいに友人がいないような人におすすめしたいのが、1人カラオケに行くということである。僕は歌をうたうことが好きなので好きな曲を歌いまくっているうちにストレスが一気に解消する(代わりにいつも喉をヤられるのだが笑)。「カラオケ?歌うの嫌いだし」という人は歌わなくたって良い。ただ仕事の愚痴を思いっきり叫ぶことをオススメする。大丈夫、防音だから叫んだって誰にも聞こえない笑。大人になると普段、叫ぶことなんてそうそう無い。でも、お腹の底から声を出すって想像以上に気持ちが良い。「愚痴なんて言いたくないよ、余計マイナスな気分になるし」という人は、時間を決めて愚痴ると良い。例えば最初の5分間だけ思いっきり愚痴ってあとはカラオケとか。全く愚痴らないで頑張る方が不健全だ。

 

意識的に笑顔になる

楽しいと感じていなくても口角を上げるだけでストレスが解消されることが科学的に証明されている。とはいえ、仕事中にパソコンを見ながらニヤニヤしていると怪しい人認定されるので気をつけてほしい笑。もし営業をしているなら客先に行った際に意識的に笑顔になる事はあるかと思う。作り笑い、疲れるな〜とは思わずにこれはストレス解消だから!と思いこんでしまえばいい。

自分みたいにパソコンでのデスクワーク中心の人は、休憩時間中だけ口角を上げるよう意識するだけでもメンタル面で随分と違う。

 

仕事を辞める

もう死ぬしか無いと思っている人へ向けた最後のアドバイスである。正直言って「嫌だもう無理だ頑張れない」と思っている人が働いていても、そのパフォーマンスはたかがしれている。むしろマイナスだ。本人のためにもその会社で働いている人のためにも辞めた方が良い。大丈夫、自ら死を選ばなければ人生はまだまだ続いていく。人生にゲームオーバーは無い。自分も転職先を決めずに前職を3年で辞めた時、「もう人生終わった」と思ったがまだ終わっていない笑。「仕事を辞めるくらいなら死にたい」と思うほど悩んでしまう人はきっと感受性が豊かだし、真面目だ。そんな人達が生き生きと過ごせる場所、仕事はきっとある。だから、死ぬ前にまずは仕事を辞めよう。その後のことは、その後に考えればいい。

また、今は仕事や働き方に対する考え方の転換期が来ている。今後は自分の好きなことを発信して暮らしていくというスタイルで仕事をする人も増えるだろう。その時のために、自分の好きなこと、何時間やっても苦にならないことを自分なりに整理しておくと良い。自分を知ることで、自分なりの生き方をきっと見い出せるはずだ。今の仕事がダメだから死ぬなんて、自分の可能性に対して失礼すぎる。

 

いかがだっただろうか。「考え方、意識を変える」ことで、あなたの世界は変わっていく。仕事じゃない、これはゲームだ。大丈夫、あなたもきっと明日からゲームを楽しめる。

 

※仕事について考えたい人(なぜ働くのか、どう働くのか等)には、以下の本「働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える」がとてもおすすめ。仕事に対する考え方がわかりやすい図付きで掲載されている。僕はこの本を読んで仕事に対する意識を変えることができた。 

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

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