元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

2014-12-22から1日間の記事一覧

【読書感想文】『夜市』(恒川 光太郎)

幼い頃、毎年春にやる祭りに行くのが楽しみで仕方が無かった。 その祭りでは、商店街にずらりと露店が出ていた。綿菓子、焼きそば、たこ焼き、りんご飴・・・お祭りに行く前に祖父母からもらった千円を持って行くのだが、優柔不断な自分は何を買おうか迷って…