元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

2015-02-01から1日間の記事一覧

【読書感想文】みなさん、さようなら(久保寺健彦)

団地から出られない主人公の話。 ーー 団地で思い出すのは、小学校低学年の頃のことだ。 僕には当時、とても仲のいい友達がいた。 彼は団地に住んでいた。 彼の住んでいた団地は、自宅から歩いて5分ほどのところにあったため、 放課後はしょっちゅう団地周…