元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

2015-10-09から1日間の記事一覧

【読書感想文】『ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶』(大崎善生)

人は出会い、そして別れる。 結局はその繰り返しなのだ。 限られた生の中で、沢山の人と出会い、そして別れていく。 誰かを好きになる。その他者と自分との距離が限りなく近づく。けれど、些細なことからすれ違い、その他者は自分の前から消えていく。時が経…