元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

光があふれてくるような


光があふれてくるような
そんな場所にいたかった
けれど私のいる場所は
かすかな光のかけらもない
いつまでも暗闇が続く
何も見えない聞こえない
周りのみんなが嘲っている
私の声は震えて掠れている
結果を出せと耳の中に言葉をねじ込まれ
早く諦めろと口の中に言葉を詰め込まれ

嗚呼
嗚呼

もう無理だ
これ以上、こんなところにはいられない
今すぐにここから逃げ出さなくては
こんな場所からは一刻も早く失せてしまうしかない

もう自分を保てない
訳がわからなくなってしまいたい
脳を壊してしまいたい

光があふれてくるような
そんな場所にいたかった