そうだ、長野へ行こう!(その4)
*以前の記事(その1〜3)は、この記事の一番下にリンクを貼ってあります。
寒い。手がかじかむので、手袋をした。
平日の長野駅前を歩く。人は少ない。
午後16時。
カフェを出ると雪は止んでいた。
いったん、宿泊施設へ戻る。行きとは違う道をぶらぶらしながら戻る。時折見かける屋根の上には雪が積もっていた。数日前にでも降ったようだ。
宿泊施設へ戻る。宿主にひと通り説明を聞いてから、ベッドメイキングをする。そう、安いのだから、こういうことは自分でやる。正直、布団は古くて、げんなりする感じではあったのだけれど、仕方ない。幸い?にも、シーツや枕カバーは綺麗だったので、しっかりと被せて完了。
その後、部屋の窓から夕日を撮影。
夕日を見るたびに、切なくなるのはなぜだろうと思う。今日という日が終わろうとしている、というだけなのに。実際には、まだ夜があるのだし、24時間を0時から始めるのだとしたらまだまだ先は長いのだというのに。と、またまた脱線気味なので思考を戻し、僕はもう一度、長野駅に向かった。
駅前は工事中。
駅の中に入る。観光センターなるものがあるが、明日帰るので入るのをためらい、そのまま入らず、善光寺口の反対側に出てみる。こちらからの景色も開けていて良い。
その後、駅ビル「MIDORI」に入ってみる。united arrows green label relaxingやSamantha Thavasaやら東急ハンズやら色々入っている。まだ開業したばかりという感じで見るからに新しい。
元同期の仕事が終わるのは18時過ぎらしいので、まだ一時間近くある。
しばらく本屋で立ち読みをする。いろいろな本が出ている。時々思うのだが、ここに出ている本をすべて読むことはできない。一生かかっても、この世界にある小説をすべて読むことはできない。そう思うと、なんだか、かなしいというか淋しいというかせつない。
そうこうしているうちに、18時を過ぎた。
元同期はスーツ姿で颯爽と現れた。180センチくらいあって、痩せ型、今年30になるというのに学生のように若く見える。前の会社では、ビジネスカジュアルだったので、スーツ姿の彼を見るのは久しぶりだった。
突発的に思い立って長野に来て、元同期と会っている。その事実が自分でも信じられなくて、なんだか、笑いたくなってしまった。
その5に続く。
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