元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

【読書感想文】『ザ・シークレット』(ロンダ・バーン)

これから感想を書こうと思うけれども、少し長くなりそうな予感がしているので、最初に一言感想を書いておこうと思う。

 

全ては自分の考え方次第

 

以上。

 

さて、もう少し詳しい感想を読みたい方はこのまま読み進めていただきたい。

この本はどうやら、ベースがビデオ映画らしく、それを書籍化したものらしい。正直に書こう。この時点でなんか胡散臭い。こんなこと書くと、ザ・シークレットのファンから批判を受けそうな気もするが、そんなことは真のファンならありえないことだ。なぜなら、批判をするということはこの本の一番言いたいこと、つまり真理に逆らうということになるからだ。多分、この本を読んでいない人には、何のことだかさっぱりわからないと思うので、そのまま流してほしい。そして、この本を読んだことがある人には、願わくばほんの少しだけ、にやり、としてほしい。ただそのためだけの駄文。

 

さて、本筋に話を戻そう。

突然だが、ここからは、おもいっきりネタバレする。
「いや、これから読むから勝手に知らせてくれるな!」と怒りたい人は今すぐに別の記事、例えば以下なんかを読んでみるのもいいかとは思う。

 

 

motoishirei.hatenablog.com

 

 

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というわけで、前置き終わり。本題に入る。

ザ・シークレット。その秘密とは何か?
ずばり、「引き寄せの法則」である。

「なんじゃ、その引き寄せなんちゃらというのは?」という人のために説明をすると、
「この世界であなたに起こる全てのことは、あなたの思考が引き寄せた(起こした)結果である」というものだ。

悪いことが起こった時、その事が起こる前にその悪いことを想像してしまったから、それが実現してしまう。逆に、良いことが起こったのは、良いことが起こると想像した結果である。

とまぁ、ざっくりまとめてしまうと、こういう理論である。

 

正直に言うと、この理論やら法則やらを頭から信じきって、「ああ!この本、素晴らしい!これこそ真理!」なんて思ってしまう人は、この感想を読まないでいただきたい。僕はそういう人がすこぶる苦手である。なにしろ、この世界の出来事の全てをまずは疑ってかかるようにして生きてきたし、何でも信じてしまえるほど僕はもう若くもないし、そこまで愚かでもない(フリもできない。でも頭が良いわけではない、むしろドンくさい)。
というわけで、僕はこの本を心から絶賛する気は毛頭ない。ただ、ベースとなる考え方は、とても良いと感じている。

 

僕は、このブログでも何度か書いているように、マイナス思考の塊のような人間で、メンタル面がすこぶる弱い。うつ病を偽装して前の会社を辞めたりするなど、腹黒さはあるのでなんとか今日まで生きてきたが、元々、ガラスのハート、チキンハートの持ち主である。であるからして、普段から否定的な考え方ばかりをして、人生の貧乏くじを自分から掴みに行っていたところがある感じはどうしても否めない。


この本の内容を心から信用するわけではないが、「前向きに思った通りに生きていく」ということができたら、もっと人生充実すると思う。であるからして、これからはそんな生き方をするべく、引き寄せの法則を意識していきたい。例えば、否定的なことを考えそうになったら、それを打ち消す前向きなことを考えるようにする。

 

どう思いながら生きても一生は一生。自分の人生に光を当てるために、前向き思考で生きていく。そう僕に決意させてくれた1冊。

 

ザ・シークレット

ザ・シークレット

  • 作者: ロンダ・バーン,山川紘矢,山川亜希子,佐野美代子
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/10/29
  • メディア: 単行本
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