「会社から歩いて帰る」ただそれだけで世界が少しだけ違って見える時がある

昨日、転職してから二度目となる「会社から徒歩で自宅まで帰る」のをやってみた。

下のツイートは初回の時。

会社から自宅まで6.7キロを歩いてみた。電車じゃなくても普通に帰れるなこれ。 pic.twitter.com/rIwEgs2Wjf
— motoishi (@motoishirei) 2019年10月4日

今、グーグルマップで確認したところ、距離にして6.7キロ。徒歩では１時間23分。

秋のこの季節は、歩くのにちょうどよい。とは言え、昨夜は雨の予報で途中から雨が降ってきた。自宅まであと２キロ程のところで急に脚が疲れてきて面倒になり、電車に乗りたくなる誘惑に駆られた。しかし、「今日は歩いて帰る」と決めた１時間程前の自分を裏切りたくない。そんな気持ちで歩き通した。

転職してから職場での人間関係で少し悩みがあり、鬱々としたモヤモヤを抱えていた。しかし、ただひたすらに歩き、疲れた身体で自宅に戻り、途中で買った唐揚げ弁当を食べ終えると、そこには至福のひとときがあった。

東京在住で職場も割と近いので出来るウォーキングかもしれないが、目的もなくただ歩くだけでも随分と気持ちがすっきりする。ストレスが溜まったら体を動かすというのは本当に効果的だ。

普段電車通勤の人は、たまに歩いてみると本当に楽しいのでおすすめしたい。「こんなところにこんなお店があったなんて」と歩くたびに発見がある。それと、電車のありがたみがわかる。当たり前から外れた時、当たり前の世界が尊く輝いて見える。スカイツリーを眺めながら歩いている時、ふとそんなことを思った。

そう言えば以前にも会社ではないがひたすらショッピングセンターまで歩いたりしたこともあった。今は東京だが、このときは所沢に住んでいたのだった。

なお、徒歩通勤の場合は靴が重要。歩きやすい靴がいい。自分は現職では原則服装自由な会社なのでスニーカー通勤をしており、ニューバランスを履いている。もう10年近くスニーカーはニューバランス一択だが、その中でも996は履き心地が本当に素晴らしい。どこまでも歩けそうな気がする。

もしビジネスシューズだったら、個人的には、アシックスが出している靴が良いと思う。クッション性が高く、歩きやすさ、疲れにくさが全然違う。

東京で散歩するなら以下の本もおすすめ。キンドル版を購入すればスマートフォンから確認できるので、持ち歩きの際にも便利。自分もたまにこの本を見て散歩したりしている。

元はただの石ころ