元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

転職して1週間で仕事を辞めたくてズル休みした

タイトルの通りで、今朝、仕事に行きたくなくて

「頭痛がするので休みます」と会社に連絡して休んだ。

頭痛はうそ。ズル休みだ。

近くのショッピングセンターでこの文書を書いている。

 

正直もう働きたくない。

明日には「会社辞めます」と伝えてしまいそうだ。

 

まさか1週間で会社を辞めたいと思うなんて

思いもしなかった。

 

実は前職を辞めて半月ほど自由な時間があった。

この自由な時間もその8割がメダルゲームをする時間に費やされた。

自分は一体何をやっているんだろう。

38歳のおっさんが、平日の昼間にゲームセンターに行き、

メダルゲームに一喜一憂している。

異常だ。

 

もう多分、働きたくないんだろう。

前職を2年ちょっとで辞めると伝えた際、

家族には散々心配を掛けた。

それなのに、転職先を1週間で辞める。

これはヤバい。

クズだ。

それも他ではちょっと見かけないクズだ。

今度こそ家族にも愛想を尽かされるだろう。

 

でも、もうそれさえもどうでもいいと思ってしまう自分がいる。

何もかも、どうでもいい。

ただ、生きているだけで腹は減る。

だから、仕事をして金を稼がなくてはならない。

だから、転職サイトを巡ったり、

企業から受けたスカウトを真に受けて面接の日程を組んでみたりしている。

何もしないで生活保護でも受けてしまえたら、

いっそうのこと楽になるかもしれないな。

本当に、クズだな。

 

平日、16時30分。

千葉の郊外のショッピングセンターには、

高校生と思しき学生がフードコートで楽しそうに

お喋りに興じている。

お前らは知らないだろう。

仕事をすることが、続けていくことが

こんなにも面倒だということを。

生きていくことはこんなにも大変であることを。

 

もしかしたらそんなこと考えないかもしれないな。

考えない方がいいんだ、きっとそれが正しい。

 

そうでもないとこんなにも絶望だらけの

大人になってしまうからさ。

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