元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

練馬区立美術館で開催されている小林清親展を見に行ってきたので感想を書く

時間は有限である。行きたいと思った時に行っておかないと後悔する。というわけで行ってきた。 行ってきたのはこの展覧会である。 開館30周年記念「没後100年小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」:練馬区公式ホームページ 小林清親について 小林清親は…

生きることは苦しみである。

生きることは苦しみである。 うまくいかない。自分のダメなところばかり目について、毎日、溜め息をつく。 苦しい。 でも、生きることは、そもそも苦しみなのだ。この本に書かれてある通り。 結局は自分のことを何もしらない―役立つ初期仏教法話〈6〉 (サン…

変わらないものなんてなくて、それどころか世界は驚くほどの勢いで変わっていっているのに、そのことにあまりに気づいていない日本人

堀江貴文による近畿大学卒業生へのスピーチをYouTubeで見た。 「平成26年度近畿大学卒業式」 堀江貴文氏メッセージ - YouTube 正直、全く期待しないで見たら、なかなか良いことを言っていた。ちょっと長いけれど、中盤から最後にかけて、良いことを言ってる…

【映画感想文】ディア・ドクター

この映画を見て僕が思ったことは、以下の2つです。 医者とは何か 白でも黒でもない領域 それぞれについて書いていきたいと思います。 *ネタバレしていますので、未見の方はご注意願います。 医者とは何か 小さいころ、あれは小学校低学年だった頃。 世界中…

ムーミンの映画を見たので、この際だから色々とムーミンについて感想を書いてみる(P.S. ムーミンマーケット@西武池袋本店行きたい)

もう数カ月前になるが、ムーミンの映画を見てきた。 *ネタバレしているのでご注意願いたく。 映画『劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス』公式サイト なぜ男の自分がムーミンの映画を見たのか そんなこと言わなくても良いと思うのである。理由なんて、…

気持ちを落ち着ける方法

先日、ふとこんな言葉をツイートしていた。 誰にも何にも気づいてもらえない時は、目を瞑るんだ。そうして、しばらくの間、じっとして、深く息を吸って吐いてを繰り返す。心の奥深く、自分だけが知る場所にそっと灯りが点るのを待つ。 pic.twitter.com/kNduq…

【映画感想文】ヘルタースケルター

以前、このような記事を書いた。 <a href="http://motoishirei.hatenablog.com/entry/2015/01/09/180000" data-mce-href="http://motoishirei.hatenablog.com/entry/2015/01/09/180000">「カワイイ」を超えた先にあるものを目指して - 元はた…

実家で飼っていた犬について。

2010年の年末に別のブログに書いた内容だけれど。ペット飼っている方で死について考えたくない人はこのまま読まずにスルーしてください。※ですます調、かつ一人称が「私」だったりしますが、元石が書いてます。いろいろと読みづらくすみません。 哀しかった…

国立新美術館で開催中の「マグリット展」が好評なようなので、昨年、ベルギーのマグリット美術館へ行った時の感想を書いてみる

はじめに 2014年の6月。会社の夏季休暇を目一杯使い、僕はパリとベルギーに行ってきた。 パリにて パリはもちろん、美術館巡りということで、ルーブル美術館、オルセー美術館へ行った。世界的名画がこれでもか!というくらい何気なくさりげなくそれでいて、…

東京藝術大学美術館の「ダブルインパクト」展に行ってきたけれど、企画展の感想ではないことを書く

先週の土曜日、上野の東京藝術大学美術館に行ってきた。 「ダブルインパクト」展を見るためだ。 ダブル・インパクト 明治ニッポンの美double-impact.exhn.jp *この文章は先週の土曜日に書いています。途中からリアルタイム的な内容になっておりますが、カフ…

たりない

たりないものをさがしてる いつもなにかをさがしてる なにかがなにかはわかってる それでもきづかないふりしてる すでにあるのにさがしてる このてにあるのにさがしてる さがしてるうちはわからない たりないものがわからない たりているのにたりていない も…

新入社員のあなたへ伝えたいこと

今年もまた桜が咲いた。 僕が働いている会社の近くには桜が有名な通りがある。その桜の下を新入社員と思われる人たちが颯爽と歩いている。今日なんかは、風がとても強かったから桜の花びらが散って彼ら、彼女らの頭の上にそっと舞い落ちたりしたはず。 彼ら…