元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

そうだ、長野へ行こう!(その1)

昨日、ふと思い立った。 そうだ、長野へ行こう! 思い立ったが吉日!というわけで、僕は長野に向かう高速バスの中でこれを書いている。 ちなみに、今日は有給休暇を取得した。 僕は今、埼玉県の所沢に住んでいるので、練馬から乗る高速バスを利用。 と、ここ…

後ろを向いてもいい

生きていれば、悪いことが重なることもある。 なぜ自分だけこんなに苦しまなくてはいけないのだろうか。 なぜ悲しみはとめどなく溢れてくるのだろうか。 なぜ誰も私の気持ちをわかってくれないのだろうか。 そういう時は、後ろを向いてもいい。 いつも前向き…

【映画感想文】僕たちは世界を変えることができない。

2011年にこの映画が公開された時、僕はこの映画を見たいと思いながら、結局見なかった。それからしばらくしてレンタルDVDになっても、見ずにいた。特に深い理由があったわけではない。でも、そうやって見よう見ようと思っていながら見ていない映画というのは…

【読書感想文】カシオペアの丘で(重松清)

「ゆるす」ということをテーマにした長編小説。 僕はこれまで幾度と無く人を傷付けてきた。そして、ゆるしを請うたこともある。逆もある。表面上は、「ゆるして」、「ごめんなさい」と言葉や表情で訴えれば、たいていのことはゆるしを得られる。けれど、ゆる…

あなたの周りの人からあなたに伝えたいこと

1つ目。 普段、僕たちは何かを見てそれを良いだの悪いだの決めつけるけれど、それはただ自分がこれまで生きてきた中で考えられる自分の常識という枠の範囲内で考えたに過ぎないので、そこには客観的なものは何も存在しえず、だから、いつだったかあなたが呟…

【映画感想文】50/50

27歳でガンを患い、5年の生存率は50パーセントと宣告された主人公の話。 2ヶ月前、父が大腸ガンになった。 何歳まで生きるつもりで生きているのか - 元はただの石ころ 何歳まで生きるつもりで生きているのか - 元はただの石ころ クリスマスに手術をして、年…

【読書感想文】長い旅の途上(星野道夫)

長い旅の途上 (文春文庫) 作者: 星野道夫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2002/05 メディア: 文庫 クリック: 22回 この商品を含むブログ (26件) を見る この本の著者は、アラスカの動物、自然などのカメラマンとして活躍した人だが、僕は彼の紡ぐ文章が…

【読書感想文】みなさん、さようなら(久保寺健彦)

団地から出られない主人公の話。 ーー 団地で思い出すのは、小学校低学年の頃のことだ。 僕には当時、とても仲のいい友達がいた。 彼は団地に住んでいた。 彼の住んでいた団地は、自宅から歩いて5分ほどのところにあったため、 放課後はしょっちゅう団地周…