元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

someday forget about everything

ヨーロッパ一人旅の写真をアップしているのだけれどとにかく枚数が多い。無料版のはてなブログの場合、1ヶ月に300MBまでしかアップできない。全然足りない。今回、7月版としてアップしたのだが、現在ブログに更新している途中の写真ではない写真をアップしてしまい、また上限に達してしまった。来月は旅行記をアップできるようにしたい。

今日のタイトルは、「いつか全て忘れていく」。仕事の関係で人が数ヶ月前に1人亡くなった。自殺ではないとのことだが本当のところはどうだったのかよくわからない。ものすごく近しい人でもなくて、最後に話したのは亡くなる数週間前だったのでそこまでショックは受けなかったけれども、やっぱり関わりがあった人が亡くなるのはショックであった。それから今、数ヶ月が経ち、そのショックは薄れつつある。人は忘れていく。どんなに辛いことも楽しいことも少しずつ。忘れていかなくては毎日を生きられないからだろう。

人は必ず死んでいく。その事実もすぐに忘れる。日々の忙しなさの中に身を浸していれば時は光のごとく過ぎていく。それでも忘れたくないことがある。僕はあと何年生きるだろう。わからない。ここ数年、自分を棄てるように生きたいと思い、これまで気をつけてきたことを止めた。身体に不調をきたして、そうかもう若くないのだと何度目かの確認をした。でもそのときに思ったのは、まだ死ねないということだった。抱えているものがあるからまだ駄目だ。生きたくても生きられないかもしれないのに死ねないとかどういう思い上がりなんだろう。すぐに勘違いする。そしてその事実もやがて忘れていく。

f:id:motoishirei:20160529225904j:plain