元はただの石ころ

「確かなのは過去でも未来でもなく今」とわかっているけれど、そう簡単に割り切れない奴の日常

本当はやりたくないことだって生きるためにはやらなくてはいけない

生きるために色々とやらなくてはならない。本当はやりたくないことだってやらなくてはいけない。それは不可避だ。だから、やりたくないことを無理してやりたいことに脳内変換してなんとか毎日を過ごしている。息を潜めて淡々と日々を過ごしていく。あと数十年耐えてこの現実から解放されたらきっと永遠の安らぎに辿り着けるだろう。けれども、それまで私の精神が正常を保てるかどうか。一層のこと狂ってしまえば簡単なのに何故自分はこんな毎日を消化しているんだろう。それはきっと自分のためではない誰かのためだからだ。自分のためだけだったらもうとっくにすべてを投げ出している。限られた時間の中でこの文章を書いている。この時間は、一体何になるのだろう。意味なんかきっとない。何にもならない。

きっとすべてを捨ててしまいたいのだ。

投げ出してもう嫌だと泣き叫んでしまいたいのだ。

でもそれはできない。

全て壊したい。

自分だけすべて。

でもそれはできない。

私だけ壊すことはできない。

私以外の誰かもきっとその犠牲になるのだから。

どうしようもない。

どうしようも、ない。